2021 多摩川コンテスト

昨年に引き続き流域内に移動して電信電話で参加しました。

前回初めてこのコンテストに流域内から参加しましたが、勝手がわからず行き当たりばったりの運用となりました。結果、流域外から参加された優勝局のスコアに届きませんでした。

そこで、今回の目標は、以下としました。

  ①スコアを大台(10,000点)に乗せること

  ②全マルチ取得(マルチコンプリート)

  ③流域外よりも高得点を上げること

①の10,000点突破のためには、極力CWの交信数を多くする必要があることと、一定数のマルチ(最低限20マルチ)は欲しいところです。ひとまず、500ポイント×20マルチ=10,000点を目標としました。

 

前回と同じポイントから運用しましたが、地元の無線家2局が少し離れた場所から移動運用をされていました。事前協議でコンテスト時間帯は私の50MHz運用を優先していただきました。

現地到着と同時に設営に取り掛かりましたが、今回はサブ用アンテナは上げませんでしたので1時間ほどで設営が完了し、のんびりと時間を過ごすことができました。

昼食をとり、バンド内をワッチ開始すると、すでにCWバンド内はたくさんの局を確認することができました。

最近は、パソコン画面のバンドマップからクリックして交信するスタイルが多かったのですが、あいにく携帯電話がつながりにくい場所でしたので、手書きのバンドマップを作成することにしました。

バンドエッジから順番にコールサインとQTHを書き留めていく作業に30分ほど費やしてコンテストの開始時間(13:00)を迎えました。

当然、CQを出す周波数は確保することができませんでしたので、ネックとなりそうな珍しいマルチの局、パイルにならないような高めの周波数で運用を開始した局、ドパイルでもCW運用に長けていそうな局を中心に呼びまわりからスタートしました。

10局ほど交信したところでたまたまCWで空いている周波数を見つけたので、CQを出しましたが、2分くらいCQを空振って悶々とした気持ちになりました。

めげずにCQを出していると1局目に呼ばれたのは福生(FS)の移動局でした。その後、13:11過ぎてから、ようやく呼ばれるようになりました。

CWで100QSOするまではSSBには目もくれず、ひたすらCW運用に徹しました。前回は高めの周波数でCWを運用しましたが、やはり低めの周波数でランニングしている局と比較して、いまひとつ呼ばれ方に不足を感じていました。

今回はやや低い周波数でランニングすることができたこともあり、レートも上がりました。

前半終了時点(14:00)でCWノルマの100交信はクリアすることができました。しかし、14:00を境にして電信電話で参加している方々が電話(SSB)に移られたのか、ぱったりと呼ばれなくなり、このままCWをどこまで引っ張るか迷いました。CWバンド内で数局呼びまわった後、14:06にSSBに移ることにしました。

SSBで数局呼んで、空き周波数を見つけたのでランニング開始。2~3局/分ペースで呼ばれて、未交信だった川崎区(KA)、立川(TA)のマルチが埋まりました。

依然として埋まらないのが幸区(SA)となぜか自分のマルチ(OK)です。前回は近くに移動されているコンテスターがいらっしゃったのですが、今年は私以外にOKから参加されている局はいたのでしょうか?

全マルチ取得(マルチコンプリート)は諦めて、500ポイントを目指すことにしました。

そのためには200QSO(内、CW 110QSO)はやりたいところです。

残り15分の時点で200交信(DUPE込み)は超えたので、再びCWに移りました。

CWで未交信局と6局交信し、最後はランニングしてCWは125QSOで終了しました。

マルチは、結局、幸区(SA)と自分のマルチ(OK)が残ってしまい、21個でした。

 

結果:  213QSO(DUPE 6QSO)  539ポイント×21マルチ=11,319点

 

【振り返り】

目標に対しての振り返り。

  ①スコアを大台(10,000点)に乗せること  ⇒○

  ②全マルチ取得(マルチコンプリート)  ⇒× まさか自分のマルチが残るとは。。

  ③流域外よりも高得点を上げること  ⇒?  今回は流域内外で大台(10,000点)突破局が複数いらっしゃるようですので、結果が出るまでわからない感じです。

 

交信いただいた各局どうもありがとうございました。