多摩川コンテスト

多摩川コンテストに初めて東京都から移動運用で参加しました。

3年前は自宅から流域外参加をする予定でしたが、体調不良で声を出せずSWL参加。

2年前は自宅から参加するも上位局との差を実感。

昨年は自宅大規模修繕工事でアンテナが設置できず不参加。

悶々とする状況が続いていたため、今年は心機一転、移動運用を計画しました。

過去の結果表から上位局は標高の高い場所から運用しているようでしたので、暗い時間に自宅を出発して現地入りしました。

現地に到着すると既に昨年の優勝局も先陣を切って到着されていました。

第二候補の場所から運用することになりましたが、ちょうど多摩川流域の境界場所だったので、せっかくですので流域内にアンテナを設営しました。

アンテナ設営中に同業目的の方から数局お声掛けがありました。

初めての場所での設営なので勝手がわからず手間取ります。そこにGo To ドライブで出掛けて来た一般の方の対応もしなければならず、時間だけが経過します。

途中、パトカー、白バイが数回巡回で訪問されましたが、怪しいアンテナの監視ではなかったので助かりました。

昼前にようやく車内のセッティングが終わり、バンドワッチに入りました。

天候が良いこともあり、移動してコンテストに参加する方が多いようでバンド内が賑やかでした。

私の知る限り過去最高スコアは、2018年流域内電信電話でJA1WSE/1局が挙げられた137局、333ポイント×22マルチ、7326点です。

今回の目標はこのスコアの更新、願わくば全マルチコンプリート&10000点です。

多摩川コンテストは2時間のスプリントコンテストですので、オール横浜コンテストに似ている感じもしますが、同一局との交信は最初の交信が有効という条件があるため、開始は得点の高いCWから運用するのがセオリーのようです。

オール横浜コンテストでは2時間で200QSO前後できますが、多摩川コンテストは同一局との両モード(SSB/CW)での交信はカウントされないので、2時間で180QSOが限界に近い感じでしょうか。

マルチに関して、全マルチコンプリート局は過去にいないようですので、1つか2つは残るのは致し方ないと考えました。

コンテストはCWで高めの周波数でランニングスタート。コンテスト前にSSBで事前PRしたのが功を奏したのか、スタート直後はいい感じで呼ばれました。

しかし10分くらいで落ち着いたので、呼びまわりを交えつつランニング。

15分くらい経過したところで低い周波数から呼びまわりをされていた方々の第2の波が押し寄せてきました。

30分で50局ほど交信できたので、CWのノルマ数(80)は見えてきました。

前半1時間はCWを主体に運用して、途切れたところでSSBにQSYする予定でしたが、CWで途切れることもなく、どの時点でSSBに移るべきか悩んでしまいました。

残り1時間を切って、さすがにSSBに移らねばマルチが埋まらないと思い、QSY。

昭島(AK)、羽村(HM)の局から呼ばれてマルチゲット。残りは福生(FS)、あきる野(AN)。

コンテスト直前のPR QSOではあきる野移動の局とも交信できていたのですが、本番で信号を確認することはできませんでした。

残り30分の時点で140QSOを超えたので、1局/1分で170QSOが見えてきました。

なかなか残り2マルチが埋まらず、SSBランニングとSSB/CWワッチの併用で局数を伸ばすことにしました。

最後はCW呼びまわりで終了。結局、FS、ANは取れませんでした。

174QSO(DUPE込み)、439ポイント×21マルチ=9219

タラレバですが、マルチコンプリートできていれば5桁の大台でした。残念!

コンテスト終了後、道路が通行止めになる前に下山するため、すぐにアンテナ撤収。

帰路の途中、ご近所さん2局と戦果報告して帰宅しました。

交信いただいた各局、どうもありがとうございました。

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